イオンマークのカードを装ったフィッシングメールに注意
「イオンマークのカード」を装ったフィッシングメールが増加しています。このメールでは、プライバシーポリシーの改定に伴う確認を名目に、受信者にアカウントの確認を求めています。内容に従うと個人情報が盗まれる可能性があるため、十分に注意してください。この記事では、その具体的な内容と対策方法を解説します。
迷惑メールの内容
件名: プライバシーポリシーの改定に伴う確認のお願い
いつもイオンマークのカードをご利用いただき、ありがとうございます。
最近行われましたプライバシーポリシーの改定に伴いまして、確認のお手続きは一回限りで、数分で終了致します。お客様によるご確認行為は必須となっており、お客様のアカウント情報のご確認が行われなかった場合は、アカウントが停止される可能性がございます。
この確認は義務付けられており、確認いただけない場合は、アカウントが停止される場合もあります。お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。
■ご利用確認はこちら←※このリンクをクリックしてはいけません!
※この確認は義務付けられており、確認いただけない場合は、アカウントが停止される場合もあります。つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。何卒ご理解いただきたくお願い申し上げます。
※24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございませんが、お客様の安全のため、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
お知らせ:
- パスワードは誰にも教えないでください。
- 個人情報と関係がなく、推測しにくいパスワードを作成してください。大文字と小文字、数字、および記号を必ず使用してください。
- オンラインアカウントごとに、異なるパスワードを使用してください。
ご注意点:
- 本サービスは、お客様のイオンカードのご利用照会が行われた場合、イオンカードMY PAGEにご登録いただいているメールアドレスへお知らせするサービスです。
- ご契約キャンセルとなった場合のお取消し情報は配信されません。
- 本メールはAEONカードから自動的に送信されています。
- 本メールに心当たりがない方は、お手数ですがお問い合わせ先までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
- 本メールへの返信は受付いたしておりません。
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カード番号はスマホにお届けするから、すぐに使える公式スマホアプリ「セゾンPortal」
発行後すぐに公式スマホアプリ「セゾンPortal」で、クレジットカード情報が確認でき、オンラインショッピングもその場で完結できます。hts://www.saiscard.co.jp/am_lp/scd-v1/?sd=X33&mi=9120003&ta=1000391←※このリンクをクリックしてはいけません!
QUICPay™(クイックペイ)でお手元のスマートフォンにてQUICPayにご登録のうえ、お店のレジで「QUICPayで」と伝え、決済端末にかざすだけです。
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表にも裏にもカード番号が書いていないから、安全「完全ナンバーレス」のプラスチックカード。ご自宅に届くプラスチックカードには、カード番号の記載が一切ない、「完全ナンバーレス」。もちろん、通常のクレジットカードと同様に使えます。
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ご利用店舗およびサービスからご利用の通知が届くまで、2分以上の時間がかかります。また、お客様の通信状況によってはそれ以上の時間がかかります。PUSH通知について、IDのご利用は、決済ご利用額が累積で一定の金額を超えた場合に、その時点の合計金額の問い合わせが行われるため、ご利用都度の通知はできません。
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【カード発行元】
株式会社イオン銀行
【業務受託会社】
イオンフィナンシャルサービス株式会社
※本文中のURLはリンクを発生させないため、一部を削除しています。
フィッシングメールの特徴
- 確認手続きの名目で個人情報を詐取: プライバシーポリシーの改定に関連してアカウント情報の確認を要求し、個人情報を詐取しようとする典型的な手口です。
- アカウント停止をちらつかせる脅迫: アカウントが停止されるという脅し文句で、受信者に即座の行動を促しています。
- 正規のサービスに似せたリンク: メール内のリンクは正規のイオンやセゾンのサイトを装っていますが、実際には詐欺サイトへ誘導される危険があります。
対策方法
- リンクをクリックしない: メール内のリンクを絶対にクリックせず、必ず公式のイオンやセゾンのウェブサイトに直接アクセスしてください。
- 送信元のメールアドレスを確認する: 正規のイオンカードのメールアドレスは
@aeon.co.jp
や@saisoncard.co.jp
です。それ以外のアドレスから送られてきた場合、フィッシングメールの可能性が高いです。 - 個人情報を入力しない: 怪しいメールに対して、個人情報やパスワードを入力しないようにしましょう。
まとめ
イオンマークのカードを装ったフィッシングメールは、プライバシーポリシー改定を口実にして、個人情報を詐取しようとする危険な詐欺です。このようなメールに対しては冷静に対応し、リンクをクリックせず、公式のサイトで確認することが最善の方法です。フィッシング詐欺から身を守るために、常に注意を払いましょう。
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